- ●○ 連載中
- 灰色カラス
3月にまた…
君が好き
片恋。
- ●○ 長編
- The king of a spade
生徒会室の一番奥、他の役員たちの机を見渡しながら、
水原は眼鏡の奥で笑みを浮かべる。
「さて、暇つぶしを始めようか」
生徒会室の外で、役員招集のアナウンスが掛かる。
舞い落ちる花弁
中学三年の春。
俺はクラスメイトの女子二人を、観察することに決めた。
それはただの興味半分のはずだった。
- ●○ 短編
- 恋思想
梅雨入り、どしゃ降りのある日、僕は君と出逢った。
あれからもう、何年経っただろうか。
今年も、君と出逢った季節が巡ってくる。
君のいる丘。
落ち込んだら、君のいる、あの丘へ行こう。
君はきっと隣に座って、話を聞いてくれる。
色んな気持ちを、君は分かち合ってくれる。
- ●○ 読み切り形式
- 人形のお話
泣き虫チルドレン
- ●○ 詩
-
矛盾という名の答え 偽善者の詩を君に詠おう 咆吼
歩いて、歩いて、つまずいて 思い出なんてクソ食らえ
自己中心的な人に花束を 此処に在った確かなもの
あの頃、僕らの見た夢は…… 孤独の猫かぶり
贈りたかった言葉 言葉も道も、黒も白も 君が居たから
満ち足りなくて 苦し紛れの一言を ヒトリゴト。
心中(しんちゅう) いつかの夢か現実か 零れた感情、壊れた器
愚者の呟き コイネガウ 懺悔 必要不可欠 双璧
いつまでも在りたい 誰にでもあるもの 睡眠欲 ゴミ箱
人間不信 僕ら生きてる 夢に見た光景 浮き沈み 否定
手紙 僕は… 教えてほしい 生き苦しい 赤と黒
感情論 僕は此処に 僕は願う 今此処自分
ちっぽけな存在 存在を証明する 自傷行為 遠い君へ
かみさま 終着
この声が、届けばいいのに 何もない世界
THE ONE THAT IS HERE ダレカへ